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アサドリの日記帳です。主にロックマンと日常。
2024/11/22  [PR]



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携帯ゲーム機が好きです。

「選ばれた人向けひみつツールとしての通信機」への郷愁はいつか書きましたが、
もしかしたらこれもその流れかもしれない(けどやっぱり違うかも)。



何かこう、「持ち運べる高機能メカ」というのに小さい頃から憧れてまして。
小学生ぐらいの頃はもちろん子供向け携帯電話なんてありませんし、
パソコンだって巨大な箱でした(ついでに普通、家にはなかった)。
カメラもポータブル音楽プレーヤー(カセット用)も子供向けはオモチャ同然、
それだって持ってる子なんてまず、いやしない。
子供の持てる携帯用メカなんて私の知ってる範囲じゃゲームボーイぐらいでしたが、
ウチは親がTVゲーム全般嫌い(今でも嫌い/だから買ったことは秘密です)。
で結果、そういうものからことごとく縁遠かったという訳でして。

でもやっぱりかっこよかったんです、携帯用メカ。

だってメカですよ。機械ですよ。高性能ですよ。
自分じゃ訳もわかんないような最先端技術の結晶を
ポケットに入れて連れ歩けちゃうんですよ。

考え合わせてみるに、この「連れ歩けちゃう高機能」というのが
どうやら私においては最大のポイントのようです。
私が初めて手に入れた携帯用メカはカセットテープ用ウォークマンでした
(携帯用音楽プレーヤーはソニー製じゃなくてもこう呼んでました)。
当時使ってた教材(チャ○ンジみたいな)のオマケでもらえた
黄色いバスの形の、まあ言っちゃえばオモチャなんですが、
それでも賞品リスト見たときからこれが欲しくて欲しくて
毎月1枚1枚シールラリーのシール貯めること6ヵ月。
自分の所有物としてそれを手にしたときの魂の震え(誇張でなく)は
うむ、今なお忘れがたいものでして。
その後、小学校高学年ぐらいで電子手帳が流行して
やっぱりクリスマスに買ってもらって、あれも結構なお宝でした。

で、今現在自分が持ってるゲーム機にもそれが言える気がするんですよ。

無論、ロックマンシリーズをやること、家族にばれないことが前提ですので
自ずとハードも絞られてくる上に、携帯型の方が所持しやすいわけなのですが
それを度外視してなお残る「愛着」という要素がある。

今持ってるハードはゲームボーイカラー(GBカラー)、ワンダースワン(WS)。
前者が本家・XのGBタイトル用、後者はロクフォル未来からの~用なわけです。
で、最近もうひとつ、中古のネオジオポケットカラー買いまして、
750円ぐらいでふらりと手に入れたモノなんですが、この「ふらりと」が曲者。

無論、本家バトル&ファイターズができるな、という考えもありました。
が、それならPS2のパワバトファイターズの方がいいに決まってます、質的に。
それは知ってた。知ってたんだ。
にもかかわらずなおこの私をしてネオポケカラーを買わしめた理由が
やっぱり、この「携帯用メカ」だったからなんだろうなあ。

で、それを裏付けるように、最近欲しいのはFCモバイルなんですよ。
ハードがないがためにお蔵入りになってる本家1・4・5をやりたいんです。
でもPSに移植されてることだし、PS2買ったほうが絶対いろいろできるのにね。
スパアドとか。バトチェとか。それこそパワバトファイターズとか。
おまけにXだってDASHだってやり放題ですよ。

でもPS(2)は携帯用ゲーム機じゃなくて据え置きなんだ。
そこが一番のボトルネックなんだ。

そんなこともあって、せっかく最近メガワールド手に入れたのに
中古メガドライブ買うのに抵抗があるのです。
いえ、場所とっちゃうからという気持ちも無論あるんですが。
ちなみに、Nomad(携帯用メガドライブ/!)なんてのもあるそうですが、
メガワールドはエリアプロテクトがかかっていて
そのままじゃ駄目なんだそうです。涙。

そこ行くと、最近のロックマンシリーズの携帯ゲーム機中心の流れは
私には実にうれしかったりするのです。
DSもPSPもドンと来いやーみたいな。買えないけど。
いっそのこと過去タイトル全部移植してくれたらいいのに。
そしたら僕としては心置きなく一生遊んで暮らせるのに。

けど正直言うと、実際にゲームプレイするのは圧倒的に家の中なんです。
「あああすごいなメカだな高機能だな」という感慨を
掌でいじくり回しなで回ししながら堪能するというのが一番の動機なんだ、きっと。
でもやっぱりこっそりカバンなんかに忍ばせておきたいんですよ。
あ、そしたら結局連れて歩きたいんだな。連れて歩きたいんだなメカを。

その小さなボディに無限の(幻想だけど)可能性を秘めつつ
主人の行くところどこにでも連れて歩ける自由さをも有している、
そういうメカが欲しいんだ、きっと。
だから据え置きにはあんまりときめかないんだ。
だってくっついてんじゃん床に。いくらすごくても身動き取れないじゃん。
うん、解決。

今ノートパソコン持ってるって過去の自分が知ったらなんて言うだろう。
うらやましがるんだろうな。
いや、パソコンってどういうものかそもそも分かってなかった。
何かすごいことする箱(文字通り「魔法の箱」)、ぐらいで。
それ思うと隔世の感があります。


蛇足になりますが、最近のゲーム機の外見の進歩ったらないね。

今持ってるGBカラー、WS、ネオポケを見てみると
メーカーがどの世代を狙って作ってたかが非ッ常によくわかる。
第一印象からして明らかに「子供のオモチャ」、
どれもこれもまあ、実に派手派手ロボロボかつチープ(褒めてます)。
今にもハード同士で変身! 合体! とか始めそうな趣があります。
ついでに前述のNomadとかゲームギアとかに至っては
ゲーム・イン・ポケットというか小脇に抱えて携帯するものなんだろうかと
秋葉原でジャンクのゲームギア見たときにしみじみ思ったもんです。
くどいですが褒めてます。

それからすると最近のDS LiteにしろPSPにしろ、
ゲームがいかに上の年代層に浸透してるか、ハード見るだけで一目瞭然。
あれは最早オモチャじゃない、ツールだ。


長くなりました。
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