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アサドリの日記帳です。主にロックマンと日常。
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2008/03/30  R20



来た、見た、買った。

洗濯機借りたらすべての洗濯物にもれなく洗濯槽のアカがついてきたり
その上朝起きたら腕時計がピタリと停止していたりしてますが元気です。

ようやっと休日ですよーというわけで、
現在宿泊地から電車で20分の都会へいそいそとGO。
今日発見するまでは帰らないぜと悲壮な決意を胸にしていたのですが
散策開始20分であっさりゲットいたしましたR20。

読みました。
以下、つれづれ。

本家とXは私の守備範囲なので、今回の画集は本気で買いだったのですが
見てみるとやっぱりボリュームがすごい。
公開済みイラストからみ公開イラストまで全ページフルカラーで、
全力で集められた感があって大層見ごたえあります。さすが20年。
特に後半のラフスケッチ集なんか、見たことないボス案がてんこもりで
「ああ、ワイリーのスケッチブックなんだな」(いえ稲船さんのですが)
と思いながら一人ニコニコ。
ついでながらp222の一番上、稲船さん式MEGAMANのラフの背景が
こっそり星条旗になってて笑いました。こういう遊び心、好き。

そしてPS版リメイク本家、ロクロク、イレハンXの絵もしっかり入ってましたね。
旧作と新作でボスのデザインが違ってる(特にイレハン)ので、
一冊で見比べられるのは楽しいです。
みんな可愛くなったなー、特にマンドリラーとかカメリーオ。
イレハン2もぜひ出てほしいところです。だめ? だめ?

で、エイリアさん(p184上中央)とかロールちゃん(全般)とかの
可愛さに思わず布団の上をのたうったよ。
ほかの子たちもいやー、可愛いですねー。なんだ、結構女性キャラ豊富じゃん!
個人的には、カウンターハンターから省かれた女ボスを見てみたかった。

あと、各キャラの四面図ってああいう風に描くんですね!
すごい、ディテールが分かりやすい。
こんな風にきっちり決めておけば、困ることはないですね。さすがプロ。
Xシリーズのボスキャラもしっかり背面描いてあって、
表面に出ないところまで作りこんでこそなんだなあと思わされました。
そしたらやろうかなー、ディメンションズ四面図。
やるよ! がんばるよ! となぜか北の方角に向かって。
でもあなたのデザインの方がいい気がしますぜ! と北の方角に向かって。
蛇足ながら、p91に「古い絵は見るのがつらいことが多い……」とあって
あんなに上手いひとたちでもそうなんだなーとちょっと意外。

そして個人的圧巻はp240-241。この構成をした人は分かっていたに違いない。
でもこの流れでは一番オモシロいはずの北米版本家1パッケージが
どうして削られているんだろう。ショックが強すぎることへの懸念か。
大丈夫ですよみんなアレを楽しむ余裕ありますって。
いやもしかしたら、この2ページのインパクトを増すための配慮か。そっちか。

それから、岩本先生と有賀先生のイラストがすごいったら。
お二人で「正義」「悪」の好対照をなしてるのはご相談の上なのかな?
岩本先生の絵は静止画なのに3人の動きがはっきり分かってため息。
有賀先生のは「ワイリー軍団」という言葉のこれ以上ない体現だと思う。
1ボス・6ボス・ルーラーズがいないのはワイリー作じゃないからかな。
メガワールドボスいましたしね。


と持ち上げたところで、でもやっぱりちょっと遠吠えます。



いや予想してた。予想してたけどそりゃないよボス!
オフィシャルページにタイトル載ってたら期待もしちゃうじゃないですか。
せめて箱絵ぐらい載るかなー(それすら使い回しだけど)と思うじゃないですか。
でもあれ、ゲーム中のドット絵だよ! しかもエンディングネタバレだよ!
第一、ロクフォルWSとしての単独ページすらなかったよ!
説明文等々含めてあのページを見回してみると
ロクフォルWSというソフトに対するカプコンのスタンスが見える気がする。
でも何も20周年記念本なんて大舞台で思い知らせなくても。
けどよく考えれば、あれはバンダイが制作したものですので
版権等々の問題で、これ以上は難しいのかもしれないですね。
第一そもそもが「画集」だから、ドット絵が載ったこと自体特例措置かも。
そう思えば、やっぱり一歩前進。

そしてMEGAMANってそっちか! やっぱりそっちか!
これ、もしかしてPCメガマンってか、海賊版なんだろうか。
でなければ、製作者サイドとやっぱり連絡が取れなかったのかもしれないですね。
いや、状況的にそのほうが可能性高いか。
そ、そしたらリ、リアルダッド行方不明!? 切なすぎる。

あと、Dreamwaveのコミック(p242)ってカナダじゃないですか?
現物がちょっと手元にないので検証できないのですが。
オリジナルロボたち全員載ってたらもっとよかったけど、
とはいえまさかの掲載ですごく嬉しかった。

でもブラジル版はさすがになかったかー。
そしてやっぱり洛克人大戰は出なかったかー。
あと、メガミッションもあれが限界かー。
版権の問題で載らないのは仕方ないとしても、
「こんなロックマンもあるよ」ぐらいの説明はあってもよかった気がする。
いえ、「画集」なんだから趣旨違いかもしれないんですが。

で、これは私がカバーしてないタイトルなんですが
スパアドってカプコンでそういう扱いだったの!?
「子供向けのゲームは極力……」という趣旨には大賛成だけど
出来上がったモノに対してこれは、ある意味、すごく不遇だなあ。
せめてラ・トールやラ・ムーンのドット絵ぐらいほしかった。
ロクフォルWSは載ってたのに。


けど総じて、私のこういった不満点で別にこの本の価値は下がらないと思います。
私にとってもほぼ満足でしたし、大半の人が楽しく読んでるようですので、
やっぱりこれでいいんだなと。
あとはファン各自、アマチュアの立場にしかできないファン活動を
(法に触れない範囲内で)やればいいわけで。
その中にウチもあるわけですので。

堪能しました。ありがとうございました。
で、ウチは「R20に載ってない方のロックマン」を今後ともカバーします。
鬼っ子上等。そんな奴も一人はいるってことで。
何度もいいますが、それがこのシリーズの懐の深さなんでしょう。

けどロクフォルWSとメガミッションについては
バンダイが奮起すべきだと思うんだ。
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