（ 2007/09/10） こんなワイリー基地は嫌だ・改メ

こないだ消した記事の仕切り直し。

さっぱり進化してない一同。というか私の脳内。
なんかもう万物に対してごめんなさい。

　昨年度、七夕の短冊が一枚だけ「世界征服」、あと全部「妹」という軍団始まって以来の椿事が勃発。しかしチーム一丸となっての組織票工作空しく、新入メンバーはと言えばどいつもこいつも野郎ばかり。今年こそはの意気込みを胸にロビー活動に向けて作戦の練り直しとばかり、根回しに励むワイリーナンバーズ正規メンバー。

　まずインタビューの冒頭を飾るはご存知外来種第一号、スペースルーラーズが隊長アース。お前ンとこのロボットガール事情ってどうよ、の問いに小首傾げつつ「いやウチは戦争は男の仕事でしたからデフォルト全員男性型ですよ」とすげない答え。初っ端から暗礁か、と沈痛な一同に「でもまあ文明ごと滅びましたから今じゃどの道、ねえ」とこれは意図せぬ追い討ち。一同がっくりと肩を落とす横で、あーそういえば滅ぼしたの儂じゃったな、私も世界滅ぼしましたね今の時点じゃ未来形ですけれども、物騒な会話に花を咲かせるサンゴッドとロックマン・シャドウのリアル破壊神コンビ。かくしてなぜか剣呑になった場からほうほうの体で逃げ出すリサーチャー。

　次に訪れましたはもう一方の宇宙ロボ、その名もチーム星座（仮）。いや実は妹ロボとか欲しいんだけどさーお宅ンとこはどうだった？　問うナンバーズに星座ロボッツ答えて曰く、いいスね！　いいスね妹！　と思わぬ好評。いやホントにウチも男所帯でもし可愛い娘とか来たら思いっきり大事にしちゃいますよー。だろ？　いいだろ妹？　千人の味方を得たかのように大盛り上がりの星座ロボとナンバーズのその背後にすっと立つ影。「ちょっとアンタたち、あたしはオンナの勘定に入ってないわけ？」地獄の底から響くような声に一同ギクリ、振り返れば相手はその名も乙女座のヴァーゴ。両手のチェーン一閃、ぎたぎたに締め上げられる星座ロボッツを後にナンバーズ、尻に帆かけて一目散。

　ええい宇宙も未来も駄目とくりゃ頼みの綱は外国だー、とばかりに突撃かけた先はワイリーナンバーズフロムUSA（仮）。実は妹欲しくてさー去年なんかは短冊に「妹」って書いて、と運悪く居合わせたダイナマン捕まえて作戦開始。そう言やお前らも男所帯だったけど女の子とかどうよ？　と問えば相手方、何を勘違いしたのかすっと視線を外して「そ、そういうことは笹の葉や星よりコウノトリにお願いしたほうが」と何やら煮え切らない答え。その傍らからブレードマンが得意げに「違うよコウノトリじゃなくてパパとママにお願いしなきゃ」。思わぬ脱線にマグネットマン、欧米かッの声と共にとりあえずダイナマンの頭を一撃。あ、でもよく考えたらこいつら欧米かーと思い至ったのはその直後、あれーこれって日本語で言うところの殴ラレ損ってやつかなあとダイナマン、頭押さえて独り言。

　でもまあパパとママにお願いってのが相場ならパパ・ワイリーにお願いすんのが妥当なセンだよな。けどあの頑固モンが女の子なんて作りますかね。こりゃ今年も短冊かなー。行き着く先に行き着いてがっくり肩を落とすナンバーズ。だけど彼らはまだ気づかない、願いをかけるお星様ってつまりはルーラーズやチーム星座の出身地、この有様じゃ到底アテになんか。